=わかりにくい=「塗装工事=見積書」簡単チェック法を公開しました
ご相談が多い、見積書の中身のチェック方法です。
47年間の経験より、消費者の方が塗装工事の見積書を
簡単にチェックするポイントをまとめました。
ご参考に願います。
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「相見積で見積書をもらったけど、何が書いてあるかよくわからない」「見積書の専門用語
や材料名称等がよくわからない」「お願いした塗装工事の内容がちゃんと入っているか」
「相見積の比較方法が分からない」「塗膜の厚みはメーカー指定となっているのか?」など、
塗装工事の見積書について簡単にチェックするポイントを以下記載しましたので
チェックしてください。
なおご不明点などがありましたら、「お問い合わせ」ページよりご相談ください。
【診断⇒見積⇒施工(自社の管理者と職人さん)⇒工事完了の検査⇒定期点検・不具合補修】
上記の流れは一気通貫で流れるための基本が「見積書」です。
<コラム=1式表示の項目は上記の流れ(伝言・指示)が正しく伝わりませんので「漏れる」
危険性が高いですね!高額なお金を有効に使うための最低条件です>
=以下の内容が分かりやすく明示されていることを確認しましょう=
ないときは見積提出者へ確認しましょう!
【工事単価】
(一財)経済調査会の発刊する「積算資料(ポケット版リフォーム編)」に掲載された金額と塗料メーカー、建材メーカーの公表情報より記載です。(2023年5月時点)(AMAZONで¥2.930-)
【見積書チェックのポイント】
見積書のイメージ 別紙
<1>工事に関する事項で1式見積項目が無いこと
よくある1式見積り項目=シーリング補修1式¥2万円
クラックのパテ補修1式¥3万円
付帯物(雨どい・水切り・フード)1式¥5万円
運搬費1式 ¥4万円
※1式項目は、別紙にて詳細が添付されていること
<2>塗料(建材)メーカー名と製品名と塗料の樹脂(ウレタン・アクリルシリコン・フッ素など)が明記のこと
例)AGCコーテック(株) ルミステージ水性クリヤー フッ素樹脂系
<メーカー名> <製品名> <樹脂名称>
<3>塗料の所要量(1㎡あたり1回塗装に必要な塗料の重量)
塗料は缶に入っていますので見えますが・・塗膜の厚み・状態は誰も見えません
例)AGCコーテック(株) ルミステージ水性クリヤー1回塗装=0.1Kg/㎡を2回塗装しま
※外壁面積が150㎡の時必要な塗料の量=0.1Kg/回・㎡×2回(2回塗装)×150㎡
=30Kgとなり 15Kg入りの塗料缶数が2缶です。
メーカーの指定の塗膜の厚みは、この塗料缶の量で決まりますので、現場搬入したときに
塗料の名称と缶数を確認し、工事完了時には使い切った「空の缶」を確認するだけでOKです。~とても簡単なことです
<4>使用する外壁・屋根の主要な塗料缶数が記載されている
メーカーの出荷証明書をもらいます。他の現場で余った塗料を使わないことを確認します
<5>診断(住まいる健診=インスペクション・外壁屋根のデジタル精密診断)の結果の
劣化部位の回復工事が記載されている
<6>施工面積・施工長さの積算の数字の根拠が明確であること
おすすめは、立面図へ計測データと計算式の全部が記載されている事
(コラム)設計図面の記載の長さの数字は。柱芯(柱の中央)となり、外壁表面間の距離は別途150mm程度補填が必要です。軒の高さも現地で計測が必要です。
更に、現地で立っている建物と図面では違いがあります。
着工後に変更=一番多いのは窓などの大きさと場所です。 軒天の高さも計測します。
(コラム)
簡易外壁(開口除く)面積計算法=1階と2階の延べ床面積(㎡)×1.4
(4千件の住宅積算した平均値です)
坪で記憶の時は、坪数×3.3=㎡数です。
<7>保証・保険が付いているのか
(1)国の保険「リフォーム瑕疵保険」が付いている
(2)工事の保証=施工店単独保証か? メーカーの保証か?
(3)塗料メーカーなどの出荷証明書
【相見積りのチェック手順】
(1)合計金額の高・安で判断しないで工事内容で判断する
(2)数量(面積・長さ・箇所数)で比較する
(3)工事の部位と工事の種類で比較する
(4)診断結果の劣化部位・補修工事内容で比較する
(5)塗料メーカーと品名をメーカーカタログなどで比較する
(6)保証内容=期間 保証主体
【工事単価の目安】
※一般財団法人経済調査会発行「ポケット版積算資料リフォーム編2023年」より
【不安な時は国土交通省=住まいるダイアル】
住まいるダイアル 0570-016-100
https://sumai-saiken.jp/
【国土交通省住宅局発行=住宅リフォームガイドブック】
ホームページ 住宅リフォーム推進協議会┃刊行物案内 (j-reform.com)
(1)安心できるリフォーム事業者の探す方法
(2)見積書
(3)インスペクション(住宅の状況調査)
(4)もしも不具合が発生したら=リフォーム瑕疵保険
(5)リフォームの支援制度=補助金 助成金 減税制度
(コラム) 安心できる施工店の見分け方
(1)国土交通大臣登録の事業者団体に加盟(全国で7300社ほど)
※戸建住宅の窯業サイディングの塗装・張替では(一社)木造住宅塗装リフォーム協会
が一番専門会社多いです。
(登録団体=人材育成・技術資格・消費者相談体制・建設業許可・建築施工管理技士など
許認可資格があることで、“あんしんのリフォーム事業者”として登録する制度)
ご相談はお気軽に!
住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録第14号
(一社)木造住宅塗装リフォーム協会
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
<運営>
住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録第14号
(一社)木造住宅塗装リフォーム協会
代表理事 古畑秀幸
携帯090-6190-4435
〒130-0011 東京都墨田区石原1-1-8-403
TEL03-5637-7870 FAX03-3829-9920
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
https://www.siding.or.jp
https://www.mokutokyo.jp
業務執行会社
(有)ニューライフ・アカデミー
http://www.newlife-a.com/
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