大阪の奥様より「とんでもない施工店」に工事を頼んでしまった!~国土交通省 住まいるダイアル からの紹介で電話相談です。

私たちは
国土交通省登録住宅リフォーム事業者団体です。

大阪の奥様より「とんでもない施工店」に工事を頼んでしまった!~国土交通省 住まいるダイアル からの紹介で電話相談です。

<経緯>
築年数が35年で雨漏りもあり、近くで建築工事を行っている工務店へ工事を頼みました。
雨漏り補修工事後、スレート屋根材の塗装工事を大手塗料メーカーのシリコン塗料で
発注しましたが、下塗り1回塗装、仕上げ塗料は3回塗りです。

雨も多かったこともあり、天気が良くなった日半日で3回塗装したと報告が有りました。
塗装工事は塗装後に完全に乾燥しないと重ね塗は出来ないのでと確認したところ、
監督が、3回塗ったから大丈夫だ!・・・と言い張り、らちがあきません。
しかも、塗装工事の途中で雨が降ってきました。これも不安になり聞いたところ、
大丈夫だよ。・・・とのことででした。

再度、塗装工事は正しく実施したのか確認したところ、工務店の社長が来られ、文句が有るなら
工事は中断して引き上げるからと・・
足場も解体して工事は中断しました。

<電話相談時に確認できたこと>
1,工事請負契約書は取り交わしていなかった
2,見積書だけで、金額¥120万円ほど、取り決めで着工へ。
3,工事代金は1円も払っていなかったので、お金の実害は無し。
4,ただし屋根の塗装工事を中途半端の為、下地の状態を悪くした可能性が有るので、
  建築士で既存住宅状況調査技術者(インスペクション資格者)に
  屋根全体のインスペクションを行う事を提案しました。
 お近くの建築士(既存住宅状況調査技術者)を探す方法は国土交通省の
  検索サイト 既存住宅状況調査技術者 検索サイト TOP (kizon-inspection.jp)

<今回の教訓>
1、少なくとも100万円以上の買い物=屋根・外壁塗装工事の場合
  施工店の選び方が一番重要です。
2,安心できる施工店の探し方
 (1)今まで工事を頼んだことが有る時=その会社が以下の許認可・登録が有るのか確認します
    ①住宅リフォーム事業者団体登録に登録されているのか?
     ※(一社)木造住宅塗装リフォーム協会 は第14番目の登録団体です。会員は安心できる施工店です
    ②リフォーム瑕疵保険登録事業者であるのか?
     ※(一社)住宅瑕疵担保責任保険協会ぼ検索サイト県から確認できます。
       https://www.kashihoken.or.jp/individuals/kizon/search.php

    ③診断技術が有る事=住まいる健診
     2つの診断基準 国土交通省=インスペクション
            (一社)木塗協の=外壁・屋根のデジタル精密診断